月刊PMを参照しながら、
今後の不動産市場について考える。
川口有一郎氏は、「二極化の進行」は、3年間続くと見ている。
「二極化の進行」とは、物件の質の二極化、
ファンド、REIT、AM会社の二極化である。
これまでの不動産ファンドなどへの融資は、外資が活躍していた。
ここにきて、その融資が縮小している。
これは、外資系金融機関の特徴である、
証券化レンダーとしての特性が考えられる。
証券化レンダーとは、貸し出した債権を
CMBSなどとして市場に売却するレンダー。
対照的に、
邦銀のほとんどは、自社のバランスシートを使って貸し出す
バランスシートレンダーと呼ばれる。
問題は、証券化レンダーが現状、
CMBSなど買い手が弱いため、
従来の不動産への融資のマーケットが縮小していることにある。
こうしたアメリカのCMBSなどのスプレッドの縮小が起きたとき、
本格的な不動産市場の回復となると考えられる。
それまでの間に、プライベートファンドは激減する。
レンダーが不在だからだ。
川口氏の予想する次のウィナーは、
全額キャッシュで購入できる投資家、
キャッシュフローを正しく見極められるプレーヤーだそう。
本来の不動産事体は健全であるため、
中長期的には、良好な市場へと回復するものと考える。
J-REITなどは中長期的には上昇するのではないだろうか。
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